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日本が誇る稀代の名車シリーズ そうだ「旧車」乗ろう! Vol.2 日産ブルーバード「サメブル」

近年、「旧車」の人気が急上昇していることはご存知ですか?
子どもの頃に憧れた車、青春時代をともに駆け抜けた車、
たくさんの“あの頃”が「旧車」には詰まっています。

“あの頃“にもう一度乗りたい、 ノスタルジーや憧れを今こそ実感したい。
子育ても終わり、経済的・時間的に余裕が出てきた中、
かつての夢だったあの車を手にしたいといった方々が増えているのです。

シニアコムでは、今注目されている「旧車」の数々をシリーズで紹介!
第2回となる今回は、時代の移り変わりの中で
数奇な運命を辿った「日産ブルーバード610」 愛称「サメブル」の魅力に迫ります!!!

発売当時は総スカン、旧車界の哀愁車「サメブル」とは!?

車名:ブルーバード「サメブル」4D L2.8 カメアリチューン
オリジナルの車両を生かし、エンジンや足回りの各パーツが新調されたフルレストア車。
● 車両価格430万円 (レッドメガフォン)

「ブルーバード」は昭和34年(1959年)に日産自動車の小型車ブランド「ダットサン」(1981年に日産ブランドと統一)の主力車種として誕生し、比較的安価な価格帯とキャッチコピーとなった「幸せを運ぶ青い鳥」は大衆の心を掴み、俗に言う“大衆車”として重宝されました。
ブルーバードの4代目のモデルにあたるのがこの610型で、1971年〜1976年の間生産されていました。側面にあるウインカーのスリットがサメの頬のラインに似ているところから「サメブル」という愛称で呼ばれています。
それまで、大衆車としてのイメージを確立していたブルーバードですが、発売当時の高級車志向の高まりを受け、スポーツラインなセダンとして大胆なリニューアルを図るも、大衆がブルーバードに求める需要感との差異は埋まることなく、当時は稀に見る不人気車だったそうです。
しかし、昨今ではその日本離れしたデザインと当時不人気車だったゆえに車両数が少ないことから“希少車”として人気が右肩上がり。価格の上昇も著しく、お求めのかたは見つけたら即、購入されることをおススメいたします。

ただの乗り物だったら車として何の魅力もない

「旧車」人気が高まりを見せる理由として、今の車に“車としての魅力”を感じなくなったという声が大きいようです。ではなぜ今の車に車としての魅力を感じることが出来なくなったのでしょうか…。
「ただの乗り物と車は違うんです。正直、今の車なんて僕は車屋なのにひとつも覚えられないんですよ(笑)」と笑顔で語るのは、古きよき時代の名車たちをこよなく愛する旧車専門カーショップ「レッドメガフォン」の今井努氏。
あらゆる旧車の整備販売はもちろん、希少価値の高い「サメブル」も多数整備販売された実績と見識を持つ旧車の匠に、話をうかがいました。

サメブルについて、これはいつ頃の車なんですか?
今井氏
「昭和40年から45年くらいまで生産されていたと思いますね。この610型は4代目のブルーバードになりますね」
ブルーバードは車種の中じゃけっこうポピュラーなシリーズですよね。
今井氏
「そうですね。初代のブルーバード310型が昭和34年生まれで、純粋なブルーバードシリーズとして平成13年に出たU14というモデルで終わるので、かなり続いたシリーズになりますね」
ブルーバードの印象ってなんかこういい意味で“普通”といったイメージがあったんですが、このブルーバードは全然違ってて驚きです!
今井氏
「かっこいいですよね!こいつの愛称はね『サメブルって言うんですよ』」
サメって、海のあのサメですが?
今井氏
「そうです。ここのね、再度のウインカーのこのラインがサメの頬のラインに似てるところから」
「オリジナルを大切にする旧車ももちろん素晴らしいですし大好きです。が、やはりちゃんとチューンナップした車両のほうが走りは安心ですよ」と今井氏。完璧にレストアされたエンジンルームはもはや芸術の域
当時売れなかったということは、それだけ車両数が、つまり弾数が…。
今井氏
「そうです!圧倒的に弾数が少ない、旧車の中ではかなりの希少車になってるんですよ。でもってデザインも秀逸なので人気もものすごく高い」
つまり『サメブル』は誕生から40年以上の年月を超えて、時代がやっと追いついたってことになりますね!
今井氏
「そうなんですよ!ドラマがありますよね。旧車という部類に入りますけど、今じゃ人気バツグンの車、しかも希少車で探してる方もたくさんいます」

資産価値も高い旧車、落ちることのない人気と価格 トレンドは70年代から80年代の車両へ

良いサメブルを見分けるポイントフロア裏をチェック! 基本的に雨ハケがよくないので、フロアの裏、つまり床底が腐ってるとか、抜けちゃってるとかっていうダメージがあることも少なくないんです。手間隙をかけて直さない業者さんは、差メージの上から鉄板を貼るだけの処理をされることもあるので、底を触って変な修復をしていないか調べてみてください!
旧車も車種や状態、人気や希少度によって値段も様々だと思いますが、このサメブルの430万円っていうのは相場として高いほうなんですか?
今井氏
「『サメブル』の相場を考えると決して高くないですが、旧車としては決して安くない価格だと思いますね」
実際、430万円よりも高い価格で販売されているところもある?
今井氏
「たくさんあると思いますよ。実際、サメブルは10年前はこれの半額でも入手可能でしたけど、今は無理ですね」
つまり10年で2倍!それ以上にもなっているということですね!
今井氏
「もっと上がると思いますよ、しかも下がることはまずないと思います。なので、前回もお話しましたが、資産として購入されるお客様がホントに多いですね。私としては、ねじり鉢巻でガンガン乗ってほしいんですけどね」
ねじり鉢巻?
今井氏
「クーラーがないですから…(苦笑)夏はかなり暑いと思います。もちろんクーラー設置は可能です。まぁ、ただ正直なところ暑い中を我慢して乗ってほしいんですけどね」
旧車のトレンドみたいなものも教えていただきたいんですが。
今井氏
「ここで紹介している車は2台とも70年代の車ですが、最近は80年代の車両にも注目が集まってますね。『ソアラ』だとか『レパード』なんかは人気が急上昇していますね」
つい昨日のことのようですけど(苦笑)価格などは?
今井氏
「200万前後でまだ良い車両が手に入ると思いますよ。80年代の車両も人気車両はあっという間に高くなるので、手に入れるなら今ですよ!」

現在の最先端の技術を駆使しても再現できない物語

高度経済成長の波の中で、その波に乗ることが出来なかった“高級大衆車”日産ブルーバード「サメブル」。特徴的な縦型・分割フロントグリルに、エンジンはスカイラインGTと同じL型直列6気筒を配備。大衆車からの脱皮は隙がなく、高さ調節機能付きリクライニングシートにトランクオープナー(運転席からトランク開閉可能)、AM・FMラジオにカセットステレオ、ドアにはパワーウインドウなどなど、今ではすべて当たり前の装備ですが、当時は夢の豪華装備!そんなドレスを纏い、華麗なデビューを果たした青い鳥は、そのドレスが小さな羽に重くのしかかり、うまく空を飛べなかったようです。

そんな青い鳥が40年以上の歳月を経て、大空を飛び回っているってステキな物語だと思いませんか?

現代の最新技術を駆使して製作された車と比べると、旧車は単純に乗りにくい車です。ただ、旧車には語り継がれるべき数々の物語が存在します。これは、“乗り物”もしくは成功の象徴のひとつの証のようなものになってしまった現在の車にはあまりないものです。たくさんの方々が旧車に魅せられているのは、そういった部分にも要因はあると断言しても良いでしょう。

今井氏がとあるテレビ番組で車の開発者のこんな声を聞いたそうです。「今の技術では、最先端の技術をもってしても、当時のような車は作れない」と。もちろん、規格や基準が要因する部分もありますが、最先端の技術では作れない物語。そんな物語の登場人物になってみるのも悪くないと思いますよ!

取材協力 : レッドメガフォン RED MEGAPHONE

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そうだ「旧車」乗ろう!vol.1
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