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車中泊、はじめませんか?

ハイブリッドカーで車中泊

長谷和則さん(70歳)、政子さん(69歳)夫妻/福岡県

プリウスのワゴンをドレスアップ

燃費のよさとエコカーの買い替えで10万円の補助金が出るという理由から、トヨタプリウスαを235万円で購入。アイデアから製作まですべて自分で工夫、手持ちの資材や不要になったキャンプ用品などを利用し、約4万円で車中泊用に架装。

(右)アウトドア達人の和則さんは、車中泊を始めて料理も習得。圧力鍋でごはんを炊くほか、塩分控えめな具だくさんのチャーハンは得意メニュー。(左)ポリタンク付属の延長ホースに蛇口を装着。家庭の水道を使っている感覚で使用できる。

燃費のいいハイブリッドカーを快適な車中泊用に架装

もともとアウトドア好きで、政子さんと結婚するときも「定年になったら車で全国を旅する」と宣言したという和則さん。念願かない、リタイア後の10年前から車中泊を開始。四国八十八箇所巡りから始まり、毎年のように北海道に旅行するなど夫婦で車中泊を楽しんでいます。

車中泊に使っているのは、人気のハイブリッドカー、プリウスα。コンパクトなワゴンタイプの車内を、車中泊用に自分で架装。「アイデアを考えていると楽しくて、夜中でもひらめくと飛び起きてメモするほど」と和則さん。政子さんも「最初は車内で寝られなかったけど、いまはお父さんよりぐっすり。前はずっと家にいたのに、車中泊をするようになって友達が増えたのもうれしい」とか。狭い車中、ずっと一緒にいるので夫婦ゲンカもありますが、旅先では互いに会話が必要だから、自然に仲直りするのもメリットだといいます。

「これから年を重ねて、体が不自由になることがあっても、アルバムを見て夫婦で話せるように、たくさん写真を撮ってあります。1年ごとに年はとるけれど、当時の写真を見るとそのときに戻れるのも楽しいですね」

調味料類は、箱型ケースのふたにびんに合わせた穴をあけて収納。きちんとおさまり、不足分がわかるので忘れ物も防げる。
調理器具は走行中に落ちないよう、棚板に彫り込みを入れ、金属製の鍋が接着するように磁石を埋め込んで周囲にすき間テープを貼付。
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窓の形に合わせて板枠を作ってネットをはめこみ、遮光用に3枚の板を組み合わせた。必要に応じて風や光を入れられるように工夫。
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車内の工夫

1.車体を傷つけないようにくぎは一切使わず、組み立てと解体が簡単。2.出し入れしやすい収納。3.軽い素材で燃費の低下を防ぐ。4.安くて使い勝手のいいものにする、の4つを条件に架装。

後部座席を撤去、スペアタイヤ収納部分を利用して、ベッドと収納スペースに架装。1.一番上はござとカーペットを裏表で縫い合わせたものを、季節に応じてリバーシブルで使用。2.3.床材は、収納や取り扱いやすさから8つに分割。コンパネに15㎜厚さの発泡スチロールを木工ボンドで貼付、カーペットでカバー。4.5.コンパネと木材で、簡単に取りはずし、組み立てできる架台を設置。内部には寝具、衣類、食品等を収納。

車中泊の
好きなところ

多くの人との出会いが
旅の醍醐味

旅先で多くの出会いがあり、友人になったり、教えを乞うたり、情報を交換するなど、人生の勉強になる。毎年、再会を喜ぶのも楽しい。

モットー

旅のテーマを決め
目的を持って旅行

毎年行く北海道も、露天風呂めぐり、お祭りを追いかける、道の駅全制覇などテーマを設定。今年のテーマは知人との再会と秘湯めぐり。

困ったこと

万が一のことを考えて
防犯なども万全に準備

郵便物や留守宅の防犯は、郵便局や派出所に連絡をしておくほか、万が一のために、忙しい子供にかわり、孫に通帳や権利書を委託。

費用

ガソリン代高騰でも
プリウスで燃費が半減

日常生活は質素を心がけ、旅費を捻出。初年度は99日間87万円、一昨年は66日間で74万円だった。ガソリン代はプリウスで半分に!

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