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シニアコム.JP

突撃!編集部が行く!! 第4回

「すぐわかる歌舞伎の見どころ」の著者、金森和子先生の《茶論・土・かぶき》(さろんどかぶき)に、歌舞伎大好き!編集部・富永がお邪魔してきました。
この会は、歌舞伎の演目を題材にレクチャーを行い、より歌舞伎に親しんでもらおうという目的で行っている会だそうです。先生には、歌舞伎初心者が、聞いてみたいという質問にもお答え頂きました。

絵本太功記-尼ケ崎閑居の場-

解説書が配られました。
資料を見ながら、絵本太功記の筋(お話)の展開と
鑑賞のポイントを聞きました。
衣裳、演技、名ぜりふなどの見どころを聞くことができます。
休憩時間には先生が点てた、抹茶とお菓子が頂けます。
 

今回レクチャーを受けた演目『絵本太功記-尼ケ崎閑居の場-』について

◆義太狂言の時代物
※歌舞伎では、演奏する三味線の違いや演目内容によって時代物・世話物という表現で種類を表します。

◆原作は人形浄瑠璃に作られたもので、作者は、近松柳、近松湖水軒、近松千葉軒による合作。

歴代の役者さんたちが演じた資料を見ながら、時代背景のこと、筋の展開、歌舞伎の決まりごとなど、事前にレクチャーを受けることで、歌舞伎初心者の方が歌舞伎を観に行った際、話に入り込みやすく、親しみがもてると感じました。2月の歌舞伎座の舞台を観てみたくなりました。

金森先生に聞きました!歌舞伎に関するあれこれ!

Q:歌舞伎はなぜ女性の役者がいないのでしょうか。
A:歌舞伎の創始者は慶長8年(1603)、出雲のお国という、女性でした。最初、女歌舞伎が大いに流行り、同時に風俗も乱れ、当時のお上、江戸幕府によって禁止されてしまいました。
それに代わって注目されたのが、若い男性で構成した若衆歌舞伎ですが、これも風紀を乱すとの理由で禁止されました。結局、成年男子で構成された芝居を行うことで、江戸幕府が許可したのが、野郎歌舞伎と呼ばれる今の歌舞伎の元になったものです。このような歴史的流れから男性だけで演じる中で女形という職業が生まれ、継承され今に至っております。

Q:歌舞伎を鑑賞するときの礼儀作法とはなんでしょうか。
A:特に、決まったことはありませんが、率直に喜怒哀楽を表したいものです。
また、歌舞伎座などでは、客席での飲食自由ですが、開演中はご遠慮ください。舞台に引き込まれると、ついつい前のめりになりますが、後ろの方が見にくくなりますから、背もたれに背をつけて、ゆっくりご覧ください。拍手、大向こう(掛け声)で舞台を盛り上げ、舞台と観客が一体となって大いに歌舞伎を楽しみましょう。

レクチャーを受けた後、「歌舞伎座ギャラリー」に行きました!

歌舞伎の舞台によく登場する馬に、
触れられて感激!
駕籠に乗って、みたかったんです(*^_^*)
寺子屋に通う子どもたちの
気分になりますね。

今回の会は、特別にレクチャーを聞いた後「歌舞伎座ギャラリー」に6名の方が、足を運びました。
実際に舞台で使われた道具に触れながら、先生のお話をここでも聞くことが出来ました。

金森和子

プロフィール
金森和子(歌舞伎研究家)

松竹演劇部発行「季刊歌舞伎」の編集を経て1976年からフリーとなり、歌舞伎を中心にその普及のための執筆、編集、講座に携わる。78年から四半世紀にわたり歌舞伎座をはじめ大阪、京都、名古屋、福岡などでの歌舞伎公演プログラムにあらすじを執筆。「歌舞伎ファッション」「歌舞伎図鑑」「歌舞伎を支える技術者名鑑」「すぐわかる歌舞伎の見どころ」「かぶきの本」「ぶんらくの本」など著書多数。

《茶論・土・かぶき》についての開催情報は以下のHPでご確認ください。
http://www.bugei21.com/bugeisha/

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