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ビギナーズかいご

突然親が要介護者となったが、どうしたらいいのかわからない…
介護保険とは聞いたことがあっても、実際の制度の内容はよくわからない…

「ビギナーズかいご」は、そんな介護に初めて関わる方のために、
基礎知識から専門家への質問までを行えるコンテンツとして立ち上がりました。
介護の基礎知識に関する指南コンテンツとして、ぜひご利用ください。

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介護が必要になる前にやっておくべきこと

こんなに大変!シニアコム会員体験談

妻が隣県に住む実母の介護で忙しい最中に、私の母にも介護が必要になり、退職して時間もあったので私が介護することに。親の介護は子の務めとはいえ、男手ではなにかと行き届かず、母は感謝の言葉しか言いませんが、不自由な思いをさせているのでは、と不憫でなりません。(新潟県にお住まいの下川さん 65歳)

家族で老後についてよく話し合いましょう

40代〜60代前半のミドル世代は、子どもがまだ独立していなかったり、住宅ローンも残っているケースも多く、将来の自分の介護のことまで頭が回らない…というのは当然かもしれません。しかし介護を含めて自らの老後を考えるのに、待ったなしの世代です。
幸いにして親世代がまだ元気な場合も、親が80代を過ぎると介護リスクが一気に高まります。実際に、家族の介護をしている人を年代別にみた場合、50代・60代の割合は高いのです。

介護者の構成

夫と妻のそれぞれの両親に順次介護が必要となったら、この先10年、20年……と介護者として忙殺されることも十分に考えられます。すべての介護を終えた頃には、心身ともに疲れ果て、自らが要介護世代である75歳以上に。その時点で一から老後の設計を始めるのは、容易ではありません。
老後の住まいについても、事前に検討しておく必要があります。介護が必要になったら、在宅なのか施設なのか。資産は現在どれくらいあり、今後どのように形成していくのか。まずは、夫婦で話し合ってみましょう。子どもが成人しているのなら、家族全員で方向性を探ってみてはどうでしょうか。

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離れて暮らす一人暮らしの父に介護が必要となり、急だったためよく検討せずに施設入所を決めてしまいました。後日、サービス内容や料金体系について施設に不満が募り、父にはかわいそうなことをしたと、とても後悔しています。(千葉県にお住まいの遠藤さん 58歳)

介護と密接な高齢期の住まいは、必ず資金プランニングを

介護が必要かそうではないかに関わらず、シニア世代が考えなくてはならないのが、住まいの問題。リフォームや建て替えが必要になったり、一戸建てやファミリータイプのマンションからコンパクトなマンションに住み替える、持ち家を処分して有料老人ホームに入居するなどのケースが考えられます。
高齢夫婦のみの世帯が増えた現在、安心な老後を送るため、有料老人ホームへの入居を選択する人も多いでしょう。有料老人ホームの入居一時金は、下は0円から上は数億まで、タイプやグレードによってさまざま。別に入居費が毎月15〜40万円かかりますから、自己資金に見合ったところを選ぶことになります。
注意したいのは、有料老人ホームには、健康な高齢者向けと、介護が必要な人向けがあり、健常者向けのホームに入居した場合、介護が必要となったら退所して別のところを探さなくてはならないケースもあり、新たな費用も発生します。
介護が必要になったら、一時金が不要な公的な施設に入所するという選択肢もあります。その場合、施設介護サービス費の1割と居住費・食費・日常生活費の全額が自己負担となり、特別養護老人ホームの場合で月14〜16万円かかります。しかし、絶対数が不足している公的施設は常に入居待ちの状態で、要介護度が高く緊急性に迫られているといった条件がなければ簡単には入所できません。また、夫と妻のいずれかが施設に入所し、いずれかが自宅で暮らし続ければ、生活費は2倍になり、家計を圧迫します。
このように、高齢期の変化する状況に合わせて住まいを選択するには、まとまったお金と月々のランニングコストについて見直す必要があります。介護についても見渡しながら、老後資金を綿密にプランニングすることが必須なのです。

高齢者の住まいの種類

お金のプロに相談しながら、幸せな介護&シニアライフを

介護すること・介護されることは、家族の負担も金銭的な負担も大きく、マイナスの印象を持ちがちです。しかし、介護は決してマイナスなことでも老後の支障でもなく、介護を含めて豊かな老後を考えることが求められているのです。
たとえば、60代で脳梗塞を患い、まひや言語障害が残っても、適切なリハビリプログラムである程度機能を回復させ、介護サポートを受けることで、趣味に取り組んだり、家族や友人との時間を楽しみながら人生を送ることが可能です。長寿の恩恵を受け、最後まで自分らしく生きるために、介護を含めたシニアライフを考えていくことが、この高齢化社会での知恵です。そのために、欠かせないのが介護費用なのです。
ところで、実際にどれくらいの人がどのように介護費用を準備しているのでしょうか。
生命保険文化センターの調査結果「介護保障に対する私的準備状況・介護保障に対する充足感」によると、「準備している」41.0%、「準備していない」55.3%という結果でした。準備している人の手段では、「預貯金」が30.8%、次いで「生命保険」の21.4%となっています(複数回答)。また、介護保障に対する充実感は「ない」と答えた人が75%を超えています。
この結果から推測できるのは、「貯蓄から介護費用にあてるつもりだけど、老後資金が目減りしないだろうか……」「そもそも介護費用は足りるのだろうか」という不安を持っている人が大多数ということです。
経済的にも安心できる介護のためには、お金や民間の保障制度に詳しいプロのアドバイスを受けながら、ライフプランニング全体をとらえなおし、貯蓄や保険の見直しなど現実的な資産形成が欠かせません。
安心で充実した介護&シニアライフを送るために、今こそ、老後の資金計画づくりに取り組んでみませんか。

介護が必要になる前にやっておくべきこと

介護について、夫婦や家族で話し合っておくべきことは、多岐にわたります。どんな介護を希望するか。だれが介護するのか。介護費用はどうやって用意するのか。
介護費用を用意する時に、選択肢の上位にあるのが民間の介護保険でしょう。一から積み上げていく貯蓄と異なり、加入した時から備えを確保でき、一時金は介護の初期費用に、介護年金は月々の介護費にあてることができ、介護の支出を適切にカバーできるからです。公的介護保険を使う場合も、民間の介護保険を積み立てておけば、家計に響くことなく自己負担分をまかなえます。
介護を円滑に継続するためには、支えてくれる兄弟・親戚の協力も必須です。しかし、いざお願いするには気を使うことも。そんな場合に備えて、介護経験者の友人など、悩みを受け止め、冷静に判断してくれる第三者に相談できる体制を築いておきましょう。身近にいない場合でも、保険会社のライフプランナーや介護の無料相談を行っているサイトなど、ネットを通じて相談できる場も数多くあります。上手に利用して、早めに備えましょう。介護になる前に、「冷静な第三者」に相談できる人間関係を築いておきましょう。

武谷美奈子 ・日本有料老人ホーム紹介センターチーフアドバイザー・介護アドバイザー
経歴:学習院大学卒、福祉住環境コーディネーター2級。リクルートなどを経て現在インターネットインフィニティに勤務。WEBサイト「わかるかいご」での介護アドバイザーなど、年間300件以上の相談を受ける。年間約50回程社会福祉協会などが主催のセミナーの講師をする傍ら、多くのテレビ・ラジオ・新聞・雑誌などでコメンテーターとして活躍。
主著:『有料老人ホーム 賢い選び方』(日経 BP社)など

ご相談はライフプランナーに

介護において対策は早めにとっておくにこしたことはありません。とはいえ、なかなか家族だけでの話し合いも難しいものです。
そんな時、ライフプランナーは相談相手としてお客さまをバックアップします。
ご家族のライフプラン、時には複数世代にわたるライフプランを見すえアドバイスをします。

ステップ1
将来のライフプランをヒアリング
お客さまの家族構成やお仕事、収入などを含め、現状と将来への希望や見通しをくわしくお聞きします。
ステップ2
将来にわたる収支をシミュレーション
収入や支出だけでなく、今後考えなくてはいけない介護、医療、年金などのテーマを踏まえて資金面のシミュレーションを行います。
ステップ3
安心して暮らせるプランニング
暮らす、楽しむ、備える、のこす。それぞれのお金の流れを「見える化」した上で安心してお金を使えるプランをご提案します。
ステップ4
アフターフォローでお客さまの人生をサポート
将来にわたってお客さまの人生をサポートします。保険商品の見直しなどいつでもお気軽にご相談ください。
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