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一般に、人が亡くなった時に用意すべき葬儀費用の相場は300万円といわれています。今年7月、シニアコム.JP編集部が行った「お墓とお葬式」にまつわるアンケートでは、「死亡保険に入っている」「終身保険を充てる」「生命保険を掛け替えて、死亡保険金は葬儀費用分のみとした」など、「(自分が)死亡した時の葬儀費用くらいは自分で用意したい」という方が多く見受けられました。
今回は、ファイナンシャル・プランナーの岡村裕久さんに、自分の葬儀費用をまかなうための賢い生命保険の掛け方・選び方のポイントを伺いました。 |
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人が亡くなったとき、まず考えなければいけないのは葬儀のこと。一般に、葬儀にかかる費用の相場は300万円といわれています。この葬儀費用が遺された家族の負担にならないよう、今から賢く準備する方法について考えてみましょう。
まず、300万円という葬儀費用は、遺された家族にとって決して安い金額ではありません。さらに問題となるのが、その葬儀費用を相続財産から支出することは、一般的に困難であるということ。なぜなら、亡くなった人の預貯金口座は相続財産として凍結されてしまい、相続人全員の印鑑がなければ、お金を引き出すことができなくなってしまうからです。法律的にも、葬儀費用は喪主が負担すべきだとする見解が主流ですので、喪主に預貯金等がない場合、お金の工面に困るという事態に陥ってしまうのです。 そのような事態を避けるためにも、喪主となる人を受取人に指定し、葬儀費用に合わせた適度な金額の生命保険を掛けておくことがポイントになります。そうすることで、支払われた保険金をそのまま葬儀費用に充てることができます。この保険金は、「みなし相続財産」扱いとなり、遺産分割の対象である「相続財産」にはならないので、他の相続人は基本的に関係ありません。 それでは、この生命保険をどのように準備すればよいのでしょうか?実は、保険金を終身保険で準備すると、葬儀費用を節約することができます。ある保険会社の終身保険契約を例にとって、具体的に考えてみましょう。
左記の保険契約の場合、月額保険料は1万9,773円となります。
ここで単純計算してみますと、10年間払込総保険料は合計で約237万円となります。 私たちは、いつか必ず亡くなります。終身保険では、必ず300万円の保険金が支払われます。つまり、237万円の保険料で300万円の保険金を準備することができるのです。万一、10年以内に亡くなった場合でも、払込保険料は237万円以下となり、300万円の保険金が支払われます。 また、振込期間中の保険料は生命保険料控除の対象となりますので、二重にお得です。さらに、実際に支払われた保険金も非課税限度額(500万円×法定相続人の数)内ですから、喪主の相続税の対象にならないといった点で、余計な心配もありません。 皆さんもぜひ、保険を活用して葬儀費用を準備されてはいかがでしょうか。 |
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