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お墓の準備にかかるお金はいくらくらい? 生前の準備をおすすめする3つの理由

はじめに

自分の「最後」に向けて準備を始める「終活」という言葉は、現在広く知れ渡っています。
2018年の5月に、全国の1500名程度の40代以上の男女を対象として行われたアンケートでは、アンケート対象の70パーセント以上がこの「終活」という言葉を知っている、という結果になっています。

そして、その「終活」のなかの1つとして取り上げられるのが、「墓地の生前購入」です。

これについて見ていきましょう。
なおここでは、仏教を信仰していた人が亡くなった場合を想定してお話をしていきます。

出典:
「終活」の意識調査を実施。認知度は全体の7割超/株式会社メモリアルアートの大野屋
https://www.life-ending.biz/_ct/17179398

お墓を一から建てるために必要な金額100~200万円!

先祖代々のお墓がある人ならばよいのですが、お墓を一から建てるためには多額の費用が必要となります。
墓地は、「お墓があるところの土地を(半永久的に)借りて使用する」という性質のものであるため、一般的には都心部の方が地方よりも高くなる傾向にあります。墓石については墓石店の販売ラインアップやデザインによるところが大きく一概には言えないものの、工夫を凝らしたデザイン墓の方がやや高い傾向にあります。

墓石の平均額は約160万円程度といわれています。ただ「お墓を一から建てるための費用」は、ここに「土地の代金」がさらに上乗せされることになります。お墓全体にかかる費用は、100万円~200万円程度とかなり大きく、経済的な負担が大きいのが現状です。

葬儀にかかる費用は(さまざまな異論はあるものの)約200万円程度とされています。お墓の購入は四十九日遅くても1年以内までに行う人が多いといえますから、短期間に300万円~400万円程度の出費が予想されるのです。

出典: 矢田石材店「お墓の「価格」で「価値」は決まりません」
https://yatasekizai.com/menu/
全優石「2018年版全優石お墓購入者アンケート結果発表」
http://www.zenyuseki.or.jp/pr/?p=123

墓地の生前準備とは?

このように、お墓の購入がもたらす経済的負担の大きさもあって、現在は「お墓の生前準備」を行う人が増えています。

この「お墓の生前準備」は、非常にシンプルなものです。生きている間に、自分の終の棲家となる墓地を選び、墓石を選び、設置するわけです。生前にお墓を用意することには数多くのメリットがあり(後述します)、終活においてよく取り上げられるポイントの一つでもあります。

もっとも、日本においては「生きている間に、死んだ後のことを考えるのは良くない」とする考え方もよくなされます。そのため生前にお墓を購入しようとするのならば、周囲の理解が必要です。ただ「周囲の理解が得られそうにないので生前購入は難しい」という場合であっても、エンディングノートなどに「このように葬られたい、この場所が良い、この墓石がよい」と書き残しておくことは有用です。エンディングノートには法的拘束力はありませんが、それでも、家族が「新たに墓石を選ぶ手間」「たくさんある墓地を一つずつ精査していく手間」をかけることなく、故人の希望に沿ったお墓を建てることが用意になるからです。

墓地の生前準備には3つのメリットがある

墓地の生前準備には、大きなメリットがあります。

生前購入で非課税になる

人が亡くなったときに出てくる問題が「相続」であり、「相続税」です。相続税は相続をするときに発生するものであり、かなり大きい金額になることもあります。

しかしお墓を生前購入した場合、すでに購入したお墓に関しては相続税の対象外となります。「祭祀財産」に分類されるため、非課税となるのです。対して、家族が一度遺産を受け取りそこからお墓を建てるという場合は、遺産を受け取る過程で税金が課せられます。

なお、この「祭祀財産は非課税になる」という考え方は、仏壇などにも適用されます。

自分の好きなデザインのものを選べる

お墓というと、「○○家先祖代々之墓」などと刻印された縦型の墓石を思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし現在は、上述したように、デザイン性の高い墓石も作られています。本人の愛した言葉や花を彫り込んだり、あえて「○○家」という文字は入れなかったり、変形のお墓を作ったりすることができます。

このような「自由度の高いお墓」のニーズは近年非常に高まっています。注文住宅を建てるようにお墓を作る……というカスタマイズ精神旺盛な人も増えてきているといえるでしょう。

終の住処を自分好みに作り上げられるのは、生前にお墓を購入することの大きなメリットです。

残された家族の負担が少ない

健康保険でも国民健康保険でも70歳までは医療費の一部負担金の割合は3割です。70歳以上75歳未満では一般的に2割となります。75歳からの後期高齢者医療制度では原則1割です。後で述べるように、70歳を超えても現役並みの所得者である場合は、原則の2割や1割ではなく例外的に3割となることもあります。

高額療養費制度も70歳以上でさらに手厚く

残された家族は、悲しみのなかで多くのことを決めていかねばなりません。
お通夜に端を発し、法事の手配や仏壇の購入、相続はどうするかなどさまざまな悩みがあります。もちろん、お墓をどうするかというのもそのうちの一つです。

終活の目的の一つに、「遺された家族が戸惑わないようにする」「遺された家族の負担を軽減する」というものがあります。生前にお墓を購入しておくことは、この目的を叶える手段でもあります。

まとめ

お墓を生前に購入することには、
・経済的なメリット
・自分好みのお墓を作ることができる
・家族の負担を減らすことができる
という3つの大きなメリットがあります。
生前にお墓を事前購入することに対しては抵抗感のある家族もいるかもしれませんが、その家族と話し合うこともまた、終活の一環だといえるでしょう。

「最後に住む場所」を自らの意思で決定するということは、自分の今までの人生を見直し、反省することにも繋がります。
一度検討してみたいものですね。



参考:
https://www.forever-kato.co.jp/topics/index.php?t=000060
あなたも家族も安心できる遺産相続|中村美希 P70

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