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ひで
静岡県 /  男性
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ひでさんのブログ

人との出会いは、広大な砂漠の中から一粒の砂を見つけるほどの確率です。出会いを大切にしたいと思います

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2010.08.16 10:43

350万人の物語

昨日は静岡市でも戦没者追悼式(静岡市では戦没戦災等戦争犠牲者追悼式)が行われました。全国では軍人・軍属約230万人、空襲や原爆で亡くなった一般市民80万人に上り、静岡市内では約1万6千人に上ります。

【英霊が祀られている静岡県護国神社 みたま祭】


その内の一人に叔父がいます。
実家の仏壇を置いてある部屋に、軍服軍帽姿の凛々しい叔父の遺影が掲げられています。子どもの頃は訳も分からず拝んだものでした。

叔父は若干二十歳で戦場に散りました。その時何を思って死んでいったのでしょう。父母のこと、兄弟のこと。友人のこと。故郷の野や山や川。
一人で寂しかったでしょう。野戦病院で亡くなったことは、せめてもの救いでした。戦争がなければ、恋愛し、結婚し、子どもを儲け育て、人並みの生活を送ったことでしょう。
それが無残にも打ち砕かれたのです。戦争はなんと惨いことでしょう。

父もまた、戦争に駆り出され、敵の銃弾を膝に受けたと、幾度か生々しい傷跡を見せてくれました。多くは語りませんでしたが、食料が底をつき食べられるものは何でも食べたそうです。
父が戦死していたら、勿論私はこの世に生を受けることはなかった。
戦争がなかったら幾人の子どもが生を受けられたことでしょう。

義父は東北から静岡へ出てきて、浜松の航空隊へ志願しました。
国に命を捧げるつもりだったのでしょうか。
運よくそれは実現しませんでしたが、一度は死ぬはずだった義父は強いものです、必死のおもいで事業を立ち上げました。今はあの世で平穏に暮らしていることでしょう。

終戦ドラマスペシャル『歸國(きこく)』を見ました。(14日:TBS)
戦死した英霊が現代に戻ってきて、平和になった故郷を目撃すること。
そして、かの海にまだ漂う数多の魂に、その現状を伝えることが目的です。
http://www.tbs.co.jp/kikoku2010/story.html
現実には有り得ないドラマですが、決してそうも言い切れないような重く難しいドラマでした。

戦後日本は豊かさを得たが、引き換えに失ったものは計り知れないと英霊が現代を憂いていました。涙なくしては見られませんでした。その中で「貧幸(ひんこう)」という言葉が出てきました。かつての日本人は、「貧しかったが皆幸せだった」ということです。

現代はどうでしょう。少なくとも家族の絆というものは昨今の出来事をみても希薄になっているのではないでしょうか。
祖父は私が小学2年生の頃家で最期を迎えました。叔母や母が介護をしておりました。 祖父は命の大切さを家族に「死んでみせて」くれました。
無駄死にではありませんでした。
叔父は一人寂しく死んでいったのかと思うと涙が出ます。

幸せとは何をもって幸せとするか百人百様ですが、家族という最少基盤がしっかりしていなければ幸せもなにもありません。

戦争犠牲者350万人。そこには350万人の物語があります。
死を無駄にしてはなりません。

【惜別の歌】
恥ずかしながら、私めの二胡演奏です。学徒出陣で学友を戦地へ送る歌です。
http://www.youtube.com/user/HIDEO1480#p/u/28/UyufbkmSrmM


【暁に祈る】
http://www.youtube.com/watch?v=7WOVJbs4pOM&feature=related
【麦と兵隊】
http://www.youtube.com/watch?v=vn2OgHd99GE&feature=related
【露營の歌】
http://www.youtube.com/watch?v=lzpjBdxz5io&feature=related
【ああ紅の血は燃ゆる】
http://www.youtube.com/watch?v=6j6JQNHTSFw&feature=related
【若鷲の歌】
http://www.youtube.com/watch?v=r7y9JKAP1Bc
【同期の桜】
http://www.youtube.com/watch?v=yY6WraxaTZk&feature=related
再び【異国の丘】
何度聴いても目が潤んできます。
http://www.youtube.com/watch?v=9hkoI_r3MLM
日記カテゴリ 思うこと
コメント数(2)
コメント一覧
どさんこさん
私も普段はそれほど考えません。
現役時代は仕事のことで精一杯だったこともありました。
でも、そういうことじゃ駄目ですね。
二十歳前後で死は当然受け入れられないことですよね。それも戦争での死ならなおさらでしょうね。
国のために命を捧げるのが当たり前の時代でした。表向きは美徳でも、内心は恐怖だったでしょう。
心の葛藤は計り知れません。
2010.08.16 14:12 ひで | 返信

普段は考える事は稀ですが、ごめんなさい。
先日もテレビ放送で亡くなられた方の遺書について放送していました。
20歳前後の方の遺書で死ぬことへの恐れ、戸惑いが書かれていました。
自分に置き換えて、なんて惨い、なんて悲しい怒りにたまりませんでした。
2010.08.16 13:37 どさんこ | 返信

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