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歌う姿勢は同じでもスピードを少しゆるめ
趣味や家族で過ごす楽しみを増やしたい

子どもたちと一緒に
成長できたことがうれしい

研さんの子育て観を聞いてみました。

「子育てをしたというより、一緒に成長してきた感じです。子どもが母親にしてくれるんですよ。赤ちゃんのときは、何もわからないまま一生懸命育てていて、子どもはいまどういう気持ちなんだろうと、探り探りやってきました。それから、自分の時間を割いて、子どもたちのために費やしていく、というふうに。たぶん、自分の親もそうだったんだろうなと思って、親に感謝しながらね」

そのやり方はたとえば、「~~をしなさい」とは絶対に言わず、子どもに聞いて選ばせる方式でした。「散らかっているから片づけようか、足で踏んだら危ないし。じゃ、みんなでやる?」などと。難しい時期もありましたが、子どもの意思を尊重することに徹した結果、子どもたちは自分で道を決め、進んでいきました。

「私の母もそうでした。心配は胸の中だけに収め、何も言わずに好きなことをさせてくれました。だから私は、目標が見つけられたと思うんです」

時を経て、2人の子どもは大きく成長しました。息子さんは今年、アメリカの大学を卒業し、アメリカと日本を基軸にして仕事をしたいと張りきっています。娘のひとみさんはすでに、歌手として活動を始めています。

「息子は英語がいちばん苦手だったんです。でも、8年間英語圏で勉強して苦手を克服しました。娘もそうですけど、子どもががんばってくれている、というのはありがたいこと。親もがんばらなくてはと思う。教えられることばかりです」

では、そろそろ子離れですか? と伺うと、「子離れはしませんね、一生。うちの親もそうです」という返事。

「父は2年前に他界しましたが、私はいつも母のことを思っています。親と子はお互い、生きている間はずっと気になるものです。私の場合は、ですけど」

親と子のどちらかが片方に依存するのではなく、思い合う関係でいられるのは自然なこと、と気づかされました。

母としての喜びが笑顔にあふれる 娘・ひとみさんとの思い出の写真

34歳で長男を、36歳で長女・ひとみさんを出産。一緒に遊び、学校行事にも必ず出席してと、一生懸命やっているうちに、いつの間にか大人になって、同じステージに立つまでに成長。いまでは、頼りになるよき相棒。

趣味のバッグづくりで気分転換
笑顔と笑いも欠かさずに

娘のひとみさんとは、今年の2月にコラボレーションCD『かあさんへ/ありがとう』を出し、一緒に全国をまわってコンサートをする機会が増えました。

「娘と一緒だと楽しいし、頼もしいし、安心です。横で冷静に見ていて、精神的なケアをしてくれます。私がアドバイスできること? ないですね。ただ、自分がやってきたことを、娘にも経験させてあげたいなとは思いますけど」

その2曲の歌詞に耳を凝らすと、子を思う母の胸の内、子から母への感謝の気持ちが、しみじみと伝わってきます。

「私の場合、自分自身のために歌うのではなく、歌を聴いた方が、その歌詞で自分の世界を描いてくださればいいな、と思っています。娘もそういう思いで歌っていると言っていました」

時代は変わり、歌の世界も変わったけれど、研さんの歌う姿勢は変わりません。

「1回手を抜き始めたら、おそらくずっと手を抜いてしまう。そうしたら、歌手としては終わります。だけど、一生懸命歌っていれば、また時代がめぐってくるから、そのときにすっと流れに入っていけるように、がんばっていたいんです」

そんな中で、がんばり方を少しゆっくりにしてみたら、趣味の時間もとれるようになりました。いま夢中になっているのが、紙バンドで作るバッグです。

「義理のお姉さんに教わって1個作ってみたら、すごく楽しくてはまりました。ベースは何色にして、差し色は何色をどこに持ってこようかとか、配色を考えるのが、気分転換に最適ですね」

病気にならないためには、上手に気分転換を図り、ストレスをためないこと。それには、笑顔と笑い声が欠かせません。

「わが家にはスタッフもいて、いつもみんなで大笑いしています。大人が努力して、笑いのきっかけをつくるんですよ」

基本は努力。だけど、年相応の努力のしかたがあると思う、と研さん。それを見極めるのも、人生のクライマックスを盛り上げる試金石になりそうです。

研さんの明るさ、笑顔、心にしみる歌声は、これからも私たちを元気にしてくれることでしょう。すてきなファッションセンスもぜひ、お手本に!

紙バンドで編むバッグづくりも
  水素水も60代からの暮らしの友

用途別にデザインや色を変えたり、用途に応じた形を工夫したり。人にあげると喜んでもらえる紙バンドバッグ。病気を予防し、アンチエイジング効果もある水素水を愛飲。写真のサーバーで、濾過水に水素を加えている。

母娘共演CD
『かあさんへ/ありがとう』

研さんは『かあさんへ』を、ひとみさんが『ありがとう』を歌う。どちらも、親への感謝の気持ちが伝わる曲。

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